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気合の入った料理

 「シャシン トッテ。」
 と、出来上がった料理をテーブルに置きながら嫁が言った。
 おー、なんかすごいものが出来上がっている、と私もすぐにカメラを用意した。
 普段、嫁の作る料理は、食べるのが私と嫁だけではないので、現地の人向けのもっとシンプルなものが多い。
 この日はなんか作るのに時間かかってるなぁ、と気づいてはいたものの、まさかこんなすごい料理が並ぶとは思ってもみなかった。
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 1品目は魚のすり身だんごのトマト煮込み。
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 2品目は鶏と香草、シイタケの蒸し煮。(前日の残りの豚バラ肉もちょっと入っている。)
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 3品目が野菜サラダ。
 正直、今までヤンゴンのレストランで食べたどのミャンマー料理よりもおいしいと思った。 
 嫁が本気になって料理を作ると、すごいものを作るのは知ってはいたけど、あらためてそのすごさを知った。



# by htway | 2016-11-06 19:15 | ミャンマー料理

牛ホルモン粥

 レーダン通りのバス停近くに、夕方から出ているお粥の露店。もうミャンマー滞在も3か月を過ぎて、こういう場所も臆することなく食べられるようになった。
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 ここでは、うちの嫁おすすめの牛のホルモンをトッピングにしたお粥を注文。1000チャット(約80円)
 ミャンマーではあまり牛肉を食べる人がいなくて、牛のホルモンを扱っているというのは本当に珍しい。
 食べ終わると、体がカッと熱くなるのを感じた。
牛ホルモン粥_a0323048_20105911.jpg
 うちの嫁にこの店で食べたことを伝えると、1000チャットもしないはず、と不機嫌そうに話した。
 確かに、いくら牛のホルモンといえども、こういう露店でお粥が1000チャットというのは私も高いような気がしていたのだ。
 後日、嫁が持ち帰りに一人で買いに行ったら800チャット(約65円)だった。まあ、そのくらいの差なら許容範囲かなと。
 なお、ここではほかにもメニューがあって、鶏の粥だと500チャット(約40円)とのこと。



 
 

# by htway | 2016-11-05 20:26 | ミャンマー料理

物価上昇中のヤンゴン

 ミャンマーに来て3か月。もう3か月かという思いと、まだ3か月しかたってないという思いが交差する。
 まだ3か月しかたってないのに、と強く感じているのは、物価の上がり具合。
 例えば、前に紹介したレーダン市場横の路地にあるイーチャーゴエ(油条)が1本100チャットだったのが、いつの間にか150チャットに値上がりしていた。
物価上昇中のヤンゴン_a0323048_22494073.jpg
 同じくレーダンの路上市場の豚舌も、4000チャットだったのが4500チャットに。
 すぐ下の記事の豆の揚げパンも、以前は200チャットだったのが先日買ったときには250チャットになっていた。

 ミャンマーの日本語情報誌によると、最近のミャンマーのインフレ率が10%を超えている状況らしく、実際外貨に対してもミャンマーの通貨安が進んでいる。
 特に日本の円は今年に入ってから円高が進んでいて、これまで私は100チャット10円で表記していたものの、実際は100チャット8円で推移している。
 おそらく、今後日本の円は米ドルに対して徐々に下がるとしても、ミャンマーのチャットもしばらく下がると想定して、今後は100チャット8円で表記することにします。





# by htway | 2016-10-29 22:51 | 暮らし

豆の揚げパン

 ヤンゴンの暮らしも長くなってくると、いいカフェというのは、だいたい外から見ているだけでわかるようになってきた。
 それは、お客さんの入り具合はもちろんだけれど、店内の清潔感や雰囲気、店の外で作っているイーチャーゴエ(油条)やサモサ、揚げパンなど、きれいに焼きあがったものは見た目にも美しいし、それだけでおいしさが伝わってくるのだ。
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 カマーユ駅から南に300メートルほど線路沿いに下った通りにあるこのカフェも、通りがかるたびいつもお客さんが入っていて、周りの他の店と比べても店内が清潔で、店の前で揚げているものも見るだけで美しかった。
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 私はナンを焼く窯のそばの席につき、ラペッイェーを注文した。
豆の揚げパン_a0323048_18384332.jpg
 あとからサモサや春巻きなどが運ばれてきた。食べた分だけを支払うという、この国のカフェのシステムだ。何を頼めばいいのか分からない外国人には、むしろありがたいシステムだ。
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 会計を済ませて店を出ると、ちょうど揚げパンが焼きあがっていた。またこの焼き色がなんともいい。
 どうも豆の揚げパンらしい。私は2つ持ち帰ることにした。また持った感じがずっしりとくる。
 家に持ち帰ってもまだ温かいままで、半分に切ると豆の餡がびっしりと詰まっていた。
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 うまいことは言うまでもない。




# by htway | 2016-10-29 18:40 | スイーツ

踏切前のトーシェ屋台

 カマーユ駅から南に200メートルほどの踏切にでているトーシェの屋台。
 近くのライン市場に行くときよく通りかかっていて、いつも気になっていたけれど、あまりにもローカル感が強すぎて、なかなか注文する勇気が持てずにいた。
 やがて、食べてみたいという思いが勝ってきて、頼んでみることに。
 場所柄、お客さんはだいたいビニルの袋に入れてもらって持ち帰っている。でも、ステンレスの皿もあって、ここで食べることもできないことはなさそう。
 前のお客さんは、トーシェに卵を加えて焼いたものを持ち帰り。次の人は、トーシェと、ココナツのソースを受け取って持ち帰っていた。
 私は、テーブルに置かれた皿を指しながら、ひと皿お願いします、と注文。店のおばさんは、ここで食べていくんだね?といった感じで尋ねるので、それにうなづく。
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 私は、いつ列車が来てもいいように、踏切そばでいただいた。米粉で焼かれたトーシェはカリカリっとして、ココナツのソースも甘くなく朝ごはんとしていい感じ。
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 やがて、踏切が閉められ、カマーユ駅に待機している列車が見えた。そしてすぐに走る列車を背景に撮影。
 そう、ここのトーシェを食べたかったのと、この風景を撮りたかったのだ。
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 会計をお願いすると、トーシェ2枚とココナツソースで200チャット(約20円)。
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 やはりこのライン地区は、価格破壊地帯だった。





# by htway | 2016-10-22 16:05