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ミャンマー風きのこご飯

 日本ではきのこといえばしいたけ、しめじ、えのき、松茸などなど。また地方に行けば天然ものの様々なきのこが存在する。
 ミャンマーも、嫁の田舎のシャン州カロ―の町に行くと野性のキノコが市場で売られていて、またパインヒルと呼ばれているように松の木も多く、松茸もとれるらしい
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 でも、ヤンゴンで手に入るキノコといえばフクロタケと、英語でオイスターマッシュルームと呼ばれているこのキノコくらい。
 で、このきのこを使って日本料理っぽいものを考え、きのこご飯を作ることに。
 ただ、このきのこはそれほど香りがないので、干ししいたけも加え、日本から持参したうどんスープの素、現地のしょうゆで味付け。
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 ミャンマー産米の水の量や、電磁式コンロの火加減も何度となく失敗を繰り返しながら把握できるようになって、いい具合に炊き上がった。
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 ちょっと味は薄かったけど、その分きのこの香りが漂ってきてこれはこれでよかった。
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 使用している器は村木雄児さんの粉引碗。購入したのが鎌倉の祥見さん。まだ今の御成に店舗を構える前の、自宅の一室でギャラリーを開いてた頃に買った品なので、もう7年以上使っていることになる。
 粉引の器は縁がかけやすく、また食材が染みてきて使っていくうちにどんどん変化していくものが多い中、この器は以前の姿をとどめながら育っている。



by htway | 2016-10-02 21:15 | 創作料理
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